Asakusa Framework Advent Calendar 2017の10日目です。
2017/11/29に出たAsakusaFW 0.10.0(→リリースノート)の機能を紹介していきたいと思います。
今回はAsakusaアプリケーションのデプロイ方法(デプロイメントアーカイブの展開後の初期化)です。
Asakusaアプリケーションのデプロイとは、運用環境にAsakusaアプリケーションを配置することです。
これは、gradlew assembleで作られるデプロイメントアーカイブ(tar.gz)を運用環境で解凍するだけです。
が、Windowsでデプロイメントアーカイブを作成した場合、シェルの実行権限が消えてしまう為、デプロイメントアーカイブを解凍した後で「find $ASAKUSA_HOME -name "*.sh" | xargs chmod +x」といったコマンドを実行し、シェルに実行権限を付ける必要がありました。
しかしAsakusaFW 0.10.0では、asakusaコマンド(やdirectioコマンド)といった「拡張子がshでないシェル」が加わった為、上記の方法では実行権限を付けることが出来ません。
このため、setup.jarという、実行権限を付けるコマンドが用意されたのでした。
「java -jar $ASAKUSA_HOME/tools/bin/setup.jar」で実行します。