昨日今日で話題になっていたこと。
折り返し翻訳辞書~日本語から日本語へ~ 映画『バックトゥーザフューチャー』で未来に行った日付が到来 谷口さんの『プログラミングの勉強を始めたときに、文系が挫折しやすい7つのポイント』3つ目が今回気になった話。
僕はウェブページでプログラミング関連のメモを公開している。「自分のメモ」ではあるのだけれど、一応公開していることもあり、情報を他の人にどう伝えるかということにも興味を持っている。そういう訳で、(文系かどうかはともかく)どこでつまづくか、という話は興味がある。
で、プログラミング言語を学ぶに当たり、最初に心構えみたいなものを説明しておくのがいいような気がした。
プログラミング言語というのは、誰かが作ったものであり、その製作者が決めたルールに従っている。
したがって、「なんでそうなっているんだ?」と思っても、製作者が決めたものだ、ということでひとまず従うしかない。
(また、コンピューターは融通が利かないので、コンピューター側のルールに従わないと上手く動いてくれない)
たいていはそういうルールになっている理由(や歴史的経緯)があるけれども、説明する側からしても、初心者にいきなり理由を説明するのは難しい。慣れてくれば分かってくることもあるので、最初はとにかくルールを覚えるしかないと思う。
でもこれってたぶん、プログラミング以外でも同じじゃないかな?
僕は武術とかは習ったことは無いけれども、理由は分からなくても「型」を学ぶところからスタートするんじゃないかと思うw
あと、業界独特の言い方ってものもあるので、聞いたことがない言葉であっても、いちいち引っかかってないで、ひとまずそういうものだと思って受け流すのがいいんじゃないかな。
「Hello, World」とか「おまじないと思って」とかの言い回しも、プログラミング業界用語だ(笑)
(2015/10/26追記)
この「おまじないと思って」は、「必要だけれどもその理由を初心者に説明しづらいから、説明を保留する」というニュアンス。
(必要なければ、そもそも初心者に書かかせたりしない)
だから、最初は言われるままにとりあえず書いておけばいいけれども、仕事でプログラムを書くなら、それまでに必要な理由は理解しないといけないと思う。
(C言語でプログラミングするのに#includeを理解してないとか、あり得ないから!)
ちなみに、良い入門書は、そういう必要な事項が順番に学べるようまとまっている。ネットで手に入る情報は断片的な事が多い(ピンポイントで何かトラブルを解決したいときはネットの方が便利かもしれない)ので、やはり勉強するときは入門書を読むのがいいと思う。
で、なるべくなら、入門書は2冊以上読むのがいい。1冊だけだと内容が偏っている可能性があるから。