Asakusa Framework Advent Calendar 2017の18日目です。
2017/11/29に出たAsakusaFW 0.10.0(→リリースノート)の機能を紹介していきたいと思います。
今回は一時的なフロー記述による演算子のテストです。
AsakufwFW 0.10.0から、フローのテストを行う為のFlowPartTesterに、Runnableを受け取るメソッドが追加されました。Runnableを受け取るということは、そこにラムダ式が書けるという事です。
FlowPartTesterでは、そこにFlow DSLを書くことが出来ます。
今まで、フローのテストを行う場合はFlowPartクラス(あるいはJobFlowクラス)を作り、それを指定する方法しかありませんでした。Operatorの演算子をフロー経由でテストしたいだけの場合でもFlowPartクラスを作る必要がありました。(例えばOperatorの単体テストでは@Keyの内容をチェックできないので、やるならテスト用にFlowPartを作るしかなかった)
今回、メソッドに直接Flow DSLを書くことが出来るようになったので、FlowPartクラスを作らなくてもテストを書くことが出来るようになったわけです。
検証データ(期待値)や検証ルールもJavaでコーディングできるので、テスト用のExcelファイルも不要です。(これは以前から出来たことですが)
(ただ、Excelで記述するのとJavaで記述するのは、どちらが分かりやすい・コード量が少ないかは別です^^;)